このコンテンツは、今や徐々に失われつつある鉄道駅構内のいわゆる 駅の立ち食いそば(うどん)店 を訪ねる企画である。 JR・私鉄を問わず、主に関東の一都六県に置かれる鉄道駅を対象としている。
前提として …
1 改札内(駅ナカ・連絡通路・ホーム上)にあること
2 かき揚げや海老天など天ぷらを乗せた温かいそば(うどん)を注文すること
3 ご当地メニュー・季節限定メニューがあれば注文してみること
4 運営会社が同一の系列店でも屋号が変われば訪ねること
人間の味覚は人それぞれなので、当コンテンツにおける寸評は個人的な主観であって万人にとってまったく参考になるものではない。
駅そば(うどん)店巡りはすでに多くの先達がおり、もはや " 今さら " 的なコンテンツではあるが、駅舎の近代化およびホームの改装・改築などによってここ数年で何軒もの店が閉店・撤退していくのを目の当たりにしているため、駅でそばやうどんを立って食べるという日本式ファーストフード文化が消滅してしまう前に自分自身の記憶にとどめておくために今回の企画を立てたものである。
2019年11月10日(日)
新宿駅
No.016
そばいち 新宿店(JR新宿駅 南口改札内)
NRE 株式会社日本レストランエンタプライズ 系列店
【 かき揚げそば ¥460 】
かき揚げ(ほどよい大きさで立体的 玉ネギ・ニンジン・青菜)
そば(ちょうど良い歯応え)
つゆ(ややしょっぱめ)
そばいち は東京都内と千葉県内に展開する NRE系列店。 新宿店 は JR山手線外回り(JR総武線三鷹方面行き)ホームから2Fの南口コンコースに向かう階段を昇ったすぐのところにある。 店内は広く 40席ほどあり、壁際のカウンターは座って食べられるようにイスが用意されている。 かき揚げは同じ NRE系列店の いろり庵きらく と同様店内で揚げていて見た目も大きさもほぼ一緒。 サクッと軽い食感のかき揚げだ。 そばも同じく生そばを使用しやや硬めの好みの具合に茹でられている。 つゆは同じ店の恵比寿店ではやや甘く感じたが、こちら新宿店のはややしょっぱめ。 かまぼこがトッピングされるのがそばいち流だ。 客の出入りが絶えずありとても忙しい店だが、提供は早く店員の愛想も応対もとても良い。
2019年11月17日(日)
成増駅
No.017
そばうどん 文殊 成増店(東武東上線成増駅 改札内)
株式会社文殊 系列店
【 かき揚げそば ¥400 】
かき揚げ(小振り 玉ネギ・ニンジン・青菜・桜エビ)
そば(ちょうど良い歯応え)
つゆ(しょっぱめ)
両国に本店を置く そばうどん 文殊 の駅ナカに出店している店。 店頭のポスターによると、そばは自家製の生そばを店頭で茹で、つゆは鰹枯節の一番だし、天ぷらも揚げたて … という触れ込み。 立ち食いそばファンの間では「 チェーン系の中ではナンバーワン 」と高評価の声が多いが … かき揚げそば を注文したが、かき揚げは揚げたてではないもののほんのりと温かい。 しかし小振りで具が少なく桜エビも入っているのだが香りに乏しいので少々物足りない。 そばは NRE系列店に比べると量がやや多いので大食漢には嬉しい。 茹で加減も好みの歯応えで良いのだが、つゆの鰹だし風味がやや弱い。 良く言えば上品な香りと言うべきか … 東京風そばつゆの甘さがほとんどなく結構しょっぱい。 入店前にかなり期待をしていた割りには意外と凡庸な味わいだった。 店内は明るくて広く、カウンターを含め全席着席して食べることができる。 訪問時には男性店員二名でこなしていたが愛想も良く提供も早い。
2019 11/10 総評
JR山手線から西武新宿線に乗り換える前に朝食を兼ねて JR新宿駅改札内にある そばいち 新宿店 に寄ってみた。 日曜の朝8:00頃だったにもかかわらず7割ほどの客の入り。 休日なのにスーツ姿をした会社員風の客がほとんどという不思議。 新宿駅は乗降客数が世界一多いというターミナル駅だけあって食事時に限らず利用客が多いようだ。 かつては そば処新宿 という店名だったが、2016年頃に現在の そばいち になったようである。 定番の野菜かき揚げは他のそばいち支店と同じく安定した出来。 サクッと軽い衣はつゆに浸すとほどよくほぐれ、衣から染み出た油がつゆに独特の旨味をもたらしてくれる。 記事にも記している通り店内は明るくかなり広く、着席してゆっくり食べられる席も用意している。 ウォーターサーバーがなく、そばを受け取るカウンターの横に冷水の入ったポットとコップが並んでいる。 客の出入りが多いが、入口と出口の自動ドアが分かれているため狭い一角に客同士が立て込まないのがいい。
2019 11/17 総評
池袋で昼飲みをする前にちょっと足を延ばして成増駅まで行き、立ち寄ったのが そばうどん 文殊 成増店。 両国の本店を含めほとんどが改札外に店を構えるが、改札内はここ成増店と東武線川越駅のホーム上に出店している。 記事にもある通り、自家製麺・鰹枯節一番だし・揚げたて天ぷらをウリにしている。 しかしこれらがアドバンテージになっているかというと、今回は期待が高かった分少々残念な結果だった。 立ち食いそばファンの間では高評価を集めているが、そのほとんどが 両国本店 および 両国駅前店 に集中しているようだ。 ここはまず改めて 川越店 も訪ね、ブログの趣旨からは外れるが両国の二軒でも食して確認してみたいところだ。 店内はカウンターが9席、四人掛けテーブルと二人掛けテーブルがそれぞれ3卓づつあり、全員が着席して食べることができる。 午前11時過ぎと昼食時を外しての訪問だったが、入店時こそ客もまばらだったが、帰る頃にはテーブル席がほぼ埋まっていた。 しかし、空いているのだから店員も何も言わないのだからとカウンター席も空いているのに一人で来て四人掛けのテーブルを占領するというのもいかがなものか。 立て込んできたら相席になる場合もあり、こうなると見ず知らずの者と顔を合わせて食べるハメになるわけだが、自分ならやはりカウンター席で誰の視線も気にせず一人黙々と食べるほうを選ぶ。
テーマ : うどん・そば
ジャンル : グルメ